2024年9月16日月曜日

有限会社アグリマインド

スマート化で変わる農業のかたち

収穫量は7倍、人手は半分
  日照時間が日本一長いと言われる山梨県北斗市に2014年アジア初となるセミクローズド農業用温室が導入され初年度より当時では考えられなかったトマトの単位生産量が700t/haを超える驚異的な記録となったそうです。その温室を所有・運営するのが有限会社アグリマインド(2006年創業、本社:北斗市、以下同社)です。
 同社のセミクローズド型温室は、3ヘクタールの敷地に建てられた2ヘクタールのガラスハウスで、空気を外に向けて排出する構造で、病害虫の進入をシャットアウトした最新ハウスだそうです。これにより、同社の作物は、低農薬を実現できている由。
 同社ウェブサイトによると、「新しい農業のカタチを作るべく、その結果に甘んじることなく今なお新しいチャレンジを行っています」とあり、情報通信やAIなどの現代の先進技術を駆使し、温度管理、給水、肥料、栽培管理、収穫、梱包、出荷など様々な領域における作業を簡素化し高生産性を実現できているそうです。
 同社は大手食品メーカと契約栽培を結んでおり、高リコピンを世界最高水準の設備と技術で、生産。オートメーションによる徹底管理によって高収量を実現できているそうです。就農人口の減少が言われている日本にあって、可能な限り自動化を果たしつつ、環境負荷をも減らしていくことが求められている中、新しいスタイルの農業を掲げる同社の益々のご活躍・発展を祈念しています。(AS)
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